2004年 5 月の扉 タナベシャチブリ |
深海魚の目撃というと何だか冬の出来事と想像しがちですが、過去のデータを見ると、キアンコウだってアカグツだって皆5月に出現しているのです。そして、今回のタナベシャチブリも5〜6月が観察の旬です。 1989年、群発地震に続いて伊東市沖で海中噴火があった時にこの魚が東伊豆のあちこちで見られた(富戸にも確かに現れました)ことから、 「地震の予兆 = タナベシャチブリ」 と言ったナマズ並の扱いを受ける事が多くなりました。でも、それ以後の両者の関連を見ていると、地震があってもシャチブリが出ないこともあれば、シャチブリが出ても天下が穏やかなこともあります。つまりは何の関係もないのです。シャチブリにとっては実に迷惑な風評被害だったという訳です。 さて・・・(と、話はいつも通りの道筋に入ります)。 定置網にも入ったのを見た事がないので分からないのですが、この魚、果たしてどんな味がするのでしょう? 今年になってビクニンを食べた経験から察すると、同じ様にブヨブヨした体つきのこいつは余り美味しくないと思うのですが、どうでしょう? |
| 2004/05/04 記 |