2003年1月の扉  ホウボウ

 ホームビデオの投稿テレビ番組で、「海底を歩く驚異の魚が居た」というタイトルでホウボウが紹介されており、スタジオの出演者の人たちが皆、

 「オオ〜ッ」

と驚いていました。なるほど。我々ダイバーにはいつの間にか当たり前になってしまいましたが、僕もこいつらがヨチヨチと水底を這う姿を初めて見た時には

 「何じゃこりゃ?」

と首をかしげたものでした。そんな事などいつの間にか忘れてしまっていたんですね。でも、今でも決して忘れられないのは、初めてホウボウを食べた時の感動です。富戸の地元の定食屋さんで「ホウボウ刺し定」を頼んだのでした。その身は白く透き通るようで美しく、しかも口に入るとシッカリとした弾力があるのに、味わいは非常に淡白で上品。

 「何処か不気味なあの姿からは想像出来ない!」

と驚嘆しました。ああ、ホウボウに栄光あれ。

                       2003/01/03 記
 

HP表紙へ > 扉の月明かりへ > 本ページ