
2008/10/13 ヨコバマ 水深 33m 砂地土嚢 水温 23℃ 全長5cm
* * * *
富戸のガイドさんから以前聞いた話です。
ダイビング・ガイドと言うのは海の生き物や環境の知識、ダイビング・スキル等を身に付けていなくてはならないのですが、海の現場ではまずは体が動かねばならない肉体労働です。でも、それよりも重要なのはサービス業としての心得なのだそうです。
確かにねぇ。色んなお客さんが居て、色んな注文付けて来るだろうから、それに上手く応えるには神経使うしストレスも溜まるでしょうね。
だからなのでしょう。お客さんが居ない日にたまに一人で潜ると、とにかく深場に行きたくなる事があるのだそうです。
「もう誰もついて来るなぁ〜」
と叫びながらひたすらフィンキックを繰り返すのだとか。う〜ん、大変な仕事だなぁ。
一方僕は、自分の行く水深をヨコバマの岩場が切れる 28m までと一応決めています。安全を意識してと言う事もありますが、深場では生き物をゆっくり見る事が出来ず、
「行きました、見ました」
だけで終わってしまうので却ってストレスが溜まるからです。
それでも、透明度がよい日には清々しい青さに惹かれて、
「何だか深場に行ってみたい〜っ」
と思うことがまれにあります。この日もそうして、砂地の漁礁へ久々に行ってみたのでした。そこで、ふと見つけたのがこの魚です。僕は富戸で初めて見ました。深場を住処とする事が多い魚なのでしょうか。そこで、
「おおっ」
と思ってカメラを構えたのですが、ふとダイコンを見ると無限圧潜水時間は残り少なくなっていました。
「あ〜っ、やっぱり深場はストレスが溜まるぅ〜」
と歯軋りする事になったのでした。
2008/10/20 記
HP表紙へ > 民俗博物館・最新へ > 民俗博物館・五十音分類へ > 本ページ