第337回  クロホシフエダイ


2008/08/16 ヨコバマ 砂地と岩場の境 水深 6m 水温 26℃ 全長3cm

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 暑い! 汗かきの僕には今年の夏は命懸けの毎日です。こんな時こそ海の有難さを感じる事が出来ます。ポチャンと体を沈めるだけで、汗だくで火照った体も自然のクーラーで冷やす事が出来る・・・ 筈でした。でも、今年はそれも少し事情が違います。表層部の水温が26〜27℃もあるのです。へたって来ているとはいえ、6半のウェットスーツを着た体ではお風呂に入っている様にすら感じられます。

  「あ〜っ、早くヒンヤリした所へ行きたい」

と、普段はジックリ・のんびりする浅場を駆け抜けて一気に深場へ向かうのでした。

 そんな「あぢぃ〜」日には、目からも涼しさを感じたいものです。でも、涼しさを感じる色は人によって様々ではないでしょうか。今の季節ならばソラスズメダイの群れの青さにそよ風を感じる方も多いかも知れませんね。でも僕は、透明感のある白さとシャープな黒さに涼しさを感じます。

 白い砂地の上でゆっくり漂うこの白と黒のツートン・ストライプはとても涼やかでした。でも、その一方で、

  「こいつは一体何の幼魚なんだ?」

と好奇心ムクムク。僕が初めて富戸で見る魚でした。顔つきは何だかイサキの仲間の様にも見えました。

 ところが、後ほど図鑑で調べてみてビックリ。何と、クロホシフエダイの幼魚なのでした。成魚には見られる腰の辺りの大きなホクロがこの段階ではまだ全く見られません。

「え〜っ、クロホシならば、夏場のテトラポッド付近で時々見掛けるぞ〜。初記録ではなかったかぁ〜」

と、少しガッカリ。何だか妙に暑苦しさがよみがえって来たのでした。

2008/08/17 記

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