
1999/09/23 ヨコバマ 水深 15m 岩場 水温 23℃ 全長7cm
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明石家さんまと言えば今やお笑い界の大御所とも言えるステータスを築いています。もう20年以上もトップランナーとして走り続けて来たのですから、誰しもその実力は認めざるを得ないでしょう。でも、
「さんまは凄いなぁ」
と僕が思うのは、落語の世界に入る時に師匠として松福亭松之助を選んだと言う事です。関西以外ではあまり知られていない落語家なのかも知れませんが、桂米朝などと同世代なので上方落語界の重鎮とも言ってよい位置です。でも、本人は重鎮などと言う言葉が全く似合わない軽さの人です。僕も小さい頃から劇場やテレビでよく見ていましたが、奇妙な羽織にネクタイで高座に上がったり、大げさな動きで笑いを誘ったりと言う姿勢が僕の眼には「キワモノ」と言う風に映っていました。
ところが、さんまの師匠がこの松之助であると言う事を知ったとき、
「あんな人に弟子入りしようと思うなんて、やっぱりさんまは並のセンスじゃなかったんだなぁ」
と感心したのでした。
そして、松之助もいつの頃からか、
「さんまの師匠の松之助です」
と自己紹介する様になったのだそうです。それは勿論しゃれなのでしょうが、師匠と弟子の関係がいつしか逆転してしまったのです。
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さて、ダイビングを終えて温泉丸で様々な方とお話していて、
「クマドリがいましたよ」
「ええ〜っ?!」
となる場合、クマドリとは間違いなくクマドリカエルアンコウを指しています。ところが、「クマドリ」の名前は元々モンガラカワハギ科のこの魚の専売特許であった筈です。それが、派手な色遣いと人気のカエルアンコウの仲間と言う事で、いつしかポッと出のカエルンにその座を奪われてしまったのでした。僕は、本家クマドリを富戸ではこれまで2度しか見たことがないので、希少価値としてもカエルンより高いと思います。それなのに、こんな魚の事など話題になる事などありません。こいつもこいつで、岩穴から出たり入ったりしながら、
「へへへ、カエルアンコウの付かない只の『クマドリ』です」
などと卑屈に笑っているのです。
「お〜〜いっ、もっと自信を持てよう〜」
こいつの肩を揺すって大声で語りかけるのですが、クマドリはただニヤニヤ笑うばかりなのでした。
2007/10/28 記
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