
2006/08/26 潮溜まり 水面 水温26℃ 全長4cm
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富戸にも潮溜まりと呼べる場所が一応あります。でもこれ、本当に「一応」なんですよね。水深で言えば
20〜30cm ほどでしょうか。広さもそんなにありません。でも、ここでしか見る事が出来ない魚が居るんです。これがビックリ。
その代表格がこのギンユゴイではないでしょうか。夏の潮溜まりを覗き込むとこの涼やかな白黒の尾ビレが非常によく目立ちます。でも、人影を感じるとシュシュシュッと逃げてしまうんですよね。
さて、この魚、ざっと見渡しただけでも数10匹は居るのではないでしょうか。決して珍種・稀種と言う存在ではないと思います。もう少し成長したら、満潮時にこの潮溜まりを出て暫くは浅場で暮らすのではないのかなと思います。でも、この潮溜まり以外でギンユゴイの姿を見た事が一度もありません。ダイビングの
Exit 直前にはエアがなくなるまで超浅場で粘るケチンボダイバーの僕なので、その辺に居れば一度は出会っていてもよさそうなのですが。
と言う事で、こいつの水中生態写真を撮ろうと思ったらこの潮溜まりで狙うしかありません。これが難儀なのです。海パン一丁にマスクとスノーケルを付けて、岩だらけの潮溜まりで腹ばいになります。背中側は殆ど水面上に出ています。カメラも、ポート部が辛うじて水中に漬かっている程度です。しかも相手はかなり臆病です。そこで、微動だにせず、彼らが寄って来るのを待ちます。でも、ここでふと考えるのです。
「海パンの男がうつ伏せになって身動きしないとなると、崖から落ちた死体だと思われるんじゃないだろうか」
自意識過剰の僕は、
「生きてるよぉ〜」
と言う事を示すために少し手足をバタバタさせます。すると、折角寄って来始めたギンユゴイが忽ち逃げて行ってしまったのでした。クッソ〜!
2007/09/08 記
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