第195回  アゴアマダイの仲間-1


2005/05/05 脇の浜 水深13m 砂地 水温 17℃ 全長:不明

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 今年のGW中は透明度がさっぱりだったので、水底を見ながらネチネチ進むようなダイビングに終始しました。そうして改めて見ると、ジョーフィッシュ(アゴアマダイの仲間)の巣穴があちこちにあるのが分かります。でも、富戸で見るジョーフィッシュってみんな地味〜な体色の上にマッチ棒ほどの小さなやつばかりです。富戸のお隣の川奈ではもう少し大きくて見栄えのする色のジョーも居るそうです。しかも、卵をくわえている個体も記録されていると言うではないですか。

 それにひきかえ富戸のジョーは警戒心の強い奴ばかりです。

 「あっ、居たっ」

と視線が合っただけでスッと巣穴に引っ込んでもう暫くは出てきません。こうなると、巣穴の前でボーッと待っているしかありません。だから、ジョーフィッシュを探す時には出来るだけ元気で警戒心の薄そうな個体を探すしかありません。一番近寄り易いのは、巣穴からペッペッと砂粒を吐き出して工事中のやつです。これを見つけるのは簡単。


「それにしても緑色だ」の水底

 黒っぽい水底に白い砂がうっすらと広がっていたら作業中のジョーが居る筈です。上の写真では、白い砂エリアの端っこ、矢印部がジョーの巣穴です。よく見てると案の定、巣穴から頭を出し入れしてはペッペッとやっていました。この時、白砂エリアは20cm近く広がっていましたから、彼らはあの小さな体でそんなに遠くまで砂を吐き飛ばすことが出来るのですね。びっくり。

 今頃の季節、山形では「さくらんぼの種飛ばし大会」なんてのがニュースでよく取り上げられています。口の中でさくらんぼをモグモグしてから種をプッと吹き飛ばし、その距離を競うというバカバカしい大会です。

 「と言う事は、山形のジョーフィッシュは、砂粒を途轍もなく飛ばして
  いるんじゃないのかな」

是非見てみたいものです。

2005/05/11 記 
  

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