第170回  アカモンガラ


2004/09/04


2004/09/18


2004/10/02

   ヨコバマ 水深13m 砂地 水温 24〜25℃ 全長3〜4.5cm

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 さて、スジナメモンガラなのかアカモンガラなのかの論争の的となったこの幼魚も、ヒレの筋を数える事でアカモンガラらしい事がはっきりしました。

 (2004/09/25 付けログ 「富戸の老眼」 参照)

そうなると次は、

 「アカモンガラの牙はいつ頃から成長し始め、赤い歯はどのように
  現れてくるのか」

が興味の的でした。しかし、10月2日の上の写真の時を最後にとうとう姿を消してしまいました。こうなると、体育の日前後の台風22号直撃によるクローズが本当に悔やまれます。次の歯科検診用の撮影をあの時に予定していたからです。しかし、その翌週にいつものバッテリー・アパートを訪れた時にはいつもの部屋は最早もぬけの空になっていました。

 「やっぱりな」

9月初頭に富戸に現れた頃に比べると明らかに体は大きくなり、バッテリーの穴を出入りするのが少しきつそうに見え始めていました。いつもそうなると姿を消してしまいます。アパートの部屋に入ろうともたもたしている内に大きな魚に食われたというより、自分から何処かへ旅立って行ってしまうのではないのでしょうか。

 さて、このアカモンガラが現れてから姿を消すまで毎週その姿を撮影し続けて来ました。上に、2週間ごとの写真を挙げました。こうして並べて見ると少しずつですが変化しているのが分かります。尾ビレの端部が黄色く見えたのははじめの週だけで、それ以降は殆んど透明でした。それと共に、尾ビレの上下の尖がりがハッキリして来ました。更に、背ビレ、尻ビレも幅広く成長して来たように見えます。

 そして、なにより目を惹くのはその顔つきです。9月4日の写真では幼い表情をしているのに、段々ふてぶてしくなっているように見えませんか?

 「今頃、どこでどうしているのかなぁ」

一人娘を嫁に出して古いアルバムを開いている父親の様な心境になるのでありました。

2004/10/30 記 
  

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