第129回 オグベラ
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昨年の秋から今年の年明けにかけて、ヨコバマの岩場でオグロベラのメスが複数個体で群れているのをしばしば目にしていました。だから、 「ひょっとしたら、今年は久しぶりにオグロベラのオスの姿を拝める かも・・」 と思っていたら案の定、現れてくれました。ところが、今度はメスの姿が見当たらないのです。 昨年見たメス達は恐らく越冬して、その中の最も成長の早かったものがオスに性転換して再び現れたものと思われます。つまり、多数のオグロベラの社会生活の中でのし上がってきたのがこのオスの筈なのです。ですから、彼の支配下にはメスが居る筈だと思うのですが・・・。 オグロベラはオトヒメベラと並んでベラの中でも特によく泳ぐ種類ではないでしょうか。あちこち動き回るのを必死に追いかけるのですが、何処かでメスと出会っている様子がありません。 「俺はビッグになってやるんだ」 ってガムシャラに遣って来て、漸く頂点に立ったと思ったら回りには誰も居なかったと言った光景にも見えます。何だか笑えないお話であります。 2003/11/27 記 |
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